介護職として以前勤務していて、何らかの事情で長期的に仕事場から離れ、もう一度職場に働こうと考えた場合にブランクのことが心配になる人は多いのではないでしょうか。
すべての施設が実施しているわけではありませんが、就職を希望している人に向けて就職前に施設の見学をおこなっている施設があります。
施設の見学はせいぜい1時間未満なので施設のすべてを把握できるわけではありませんが、なんとなく雰囲気程度は掴むことができるのではないでしょうか。
復帰して勤務するうえで心配になることとしてもう1つ、人間関係があります。
確かにすでに出来上がっているグループ内に入り込むのは不安が大きいものです。
もしそういった職場に溶け込めるかどうしても不安な人は思い切って新規立ち上げの施設に応募してみてはどうでしょうか。
新しい施設ならば自分も含めて1からチームワークを形成することとなります。
自分と同じ立場の人ばかりだと考えればコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
ブランクがある人が抱える悩みとして多いものとしては、実際の介助行動が以前のようにできるかというのもあります。
不安な場合はあらかじめ基本的な介助動作について予習や復習をしておきましょう。
インターネットを検索すれば移動介助など、基本的な動作の手順を細かく解説した動画が見つかります。
また自分は覚えているから必要ないと思っている人でも、いざ実際に仕事をするとなると行動できないことが少なくありません。
大丈夫だと思っている人も動画による基本的な動作の確認はしておくことをおすすめします。